モンスターペアレントとは

モンスターペアレントとは、担任教師や学校に対し、自分の子に関する「理不尽な苦情」や「無理難題な要求」を突きつける保護者のことです。いま学校の現場で、モンスターペアレントによる理不尽な行動が問題になっています。
担任教師の中にはこのような苦情や要求に対応する過程で、精神的に追い込まれる人もいるようです。一部の学校や教育委員会からは、対策チームを設置したり、地域との連携強化を模索する動きも出てきています。

自己中心的で理不尽な要求

モンスターペアレントが学校に持ち込む苦情や要望は、常軌を逸脱しています。「自分の子供はテニスが得意だが、学校にはテニス部がないので作ってほしい」。「下校途中に友達とけんかしてけがをしたので、学校は慰謝料を払ってほしい」。「模擬試験と運動会の日付が重なってしまったので運動会の日付を変えてほしい」。「子供はピーマンが嫌いなので、給食からピーマンを抜いてほしい」。「宿題を忘れたぐらいで子供を怒るとは一体どういうことか?」など様々な苦情や要求がああります。いずれも、従来では考えられない自分勝手な言い分を主張しています。

学校と保護者のコミュニケーション

モンスターペアレントとは、あくまで学校教員の立場から見たものです。それぞれの保護者・子どもにはそれぞれの事情があるはずですが、それが果たして教員と共有されているでしょうか? 共有がされていないとき、時として保護者の物言いが「怪物的」と映るときがあるかもしれませんね。
また、保護者はぜひ、モンスター親の姿を他人事として笑うのではなく、「自分は子どもの学校ときちんとコミュニケーションできているか?」「自分の姿はモンスターにはなっていないか?」と客観的に自分を見つめることも重要だと思います。

モンスターペアレントの5タイプ

モンスターペアレントには5つのタイプがあるようです。(法政大の尾木直樹教授)
・学校依存型(何でも学校に押しつける)
・自己中心型(学校行事の日程変更なども要求)
・暴力型(暴力だけでなく、暴力団との関係をちらつかせる)
・権利主張型(給食費不払いの言い訳など)
・いちゃもん型(いわゆるクレーマー)
子供も人間、親も人間、もちろん先生も人間。いろんな相性で、いろんなコミュニケーションがあったりなかったりして、モンスターペアレントの問題が起こってくるんだろうと思います。これらに共通するのは、親は何らかのストレスを感じ、先生は何らかのプレッシャーを感じているというのが、モンスターペアレント問題でしょう。

モンスターペアレント